羅生門の作品情報・感想・評価

「羅生門」に投稿された感想・評価

ぴっぴ

ぴっぴの感想・評価

3.7
初の白黒映画!
初の黒澤映画!(映画好きなのに…)

というわけで約70年前の映画です。
もちろん白黒だし、撮影技術なんかは今と比べものにならないけど、なんやこれ普通におもろいやんけ。

脚本がすごく面白くて、予想以上に引き込まれた。
そしてとてもリアリティのある演技を魅せられました。
初の白黒映画は新鮮な感じがしました。
歴史を感じる…。

学校の国語の教科書で読んだ羅生門ってこんな話だったっけ?(笑
mikaho

mikahoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

エゴイズムを描いている。芥川龍之介・黒澤明の天才二人の最強コラボ傑作。
土砂降りの中、羅生門で雨宿りをする2人の男。彼らはあーでもないこーでもないと悩み中の様子。そこへ走り込んで来た男は2人に悩みを尋ねると、自身が目撃した不思議な話をし始めた。殺人事件について3人が証言するがどれも全く異なった証言で、尚且つ話者の目撃した状況とも異なっていたのだ…って話

約70年前の映画。話が面白いとどれだけ昔の映画でも面白いもんですね。粗筋の通り、あの"羅生門"では無く"藪の中"という短編小説が原作のようです。人の醜さや汚らわしさをテーマにしていて、食い違った証言をする中にそれが色濃く表れています。俳優さん達の演技は圧巻ですし、カメラワークには古臭さを感じずすんなり見れます。白黒映画が平気な人には是非見て欲しい作品です!
ゆ

ゆの感想・評価

3.0
人間のエゴがいっぱい詰まった作品
お話はもちろんのこと、カメラワークもすごくおもしろかった
黒澤明監督って本当にすごいなと改めて感じた
Sari

Sariの感想・評価

-
2018/09/17 シネフィルWOWOW
【デジタル完全版】
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.0
画像が綺麗!リマスターの力って凄いなぁ。眉毛のせいかも知れないけど、京マチ子が綺麗なんだかブスなんだかわからない。でも不思議な魅力がありますね。内容は藪の中と羅生門なのだけど、融合のさせ方が面白い。人間とは、嘘とは、生きるとは何かを暗い気持ちで考えさせるとともに、最後にはそれでも生きていこうと言う爽やかな気持ちにさせてくれる、尺も短いのに非常に重厚な名作。とは言え、みんな嘘と言うより、それぞれの真実なんだろうなぁ・・・記憶は改ざんされて行くから人は前に進めるのか。

このレビューはネタバレを含みます

人間のエゴがめちゃめちゃ行き交う映画。

三者三様言ってることが違うのが自分の保身と言うよりは己のプライドを守るため、自分は良い風に見られたいがための美化だった。

三船敏郎の自分の回想と本当の回想の格闘シーンの心の余裕のなさの違いの演技がめちゃめちゃリアルで凄かった。

人間は自分の事しか考えてないことを生々しく描いた映画だったけど、最後に薪を集めに山に入ったおっさんが「子供が6人いる。7人も6人も変わらない」と言って捨て子を引き取ったシーンが子供を育てるために高い小刀を盗んでたこととかがわかってすごいハッピーエンドだったのが良かった。

めっちゃおもろかったー。
矛盾をついてく映画だと思ってたのが人間のエゴをえぐってく系映画だったのがびっくり。

若い頃の京マチ子さんの美貌たるやえげつない!!!
クソ可愛かった!!!
まじびっくり!!!
ググったら現在94歳!!!
二度びっくり!!!
音楽がラヴェルのボレロに似てるなー!と思いながら観て、後で調べてみたらビンゴ〜!うれしい。
巫女が出てきてからの悍しいほどの展開がもう…!
初黒澤明!
たのしくてわかりやすい作品でした。
構成自体も面白いし、登場人物の細かな動きもすごくよかった。

雨と木漏れ日が印象的でした。
4人の視点から描かれているのが面白かった。光の加減や風などで感情や雰囲気を表現しているところも面白かった。登場人物の笑い方がくせ強くて怖かった。時代の価値観を感じることができた。
>|