たーくり

羅生門のたーくりのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.5
ある武士が殺された。その事件の関係者を3名呼び出すも、各人の証言は違っていて。。。
黒澤明のミステリーものかと思ってたけど全く違った。それぞれが平気で自分の欲望や嘘を織り交ぜて、人間の醜さが浮き彫りになる。

三者の視点から見た時の各人の演技が物凄い。別人かよ。。。

山賊の自分の豪傑さ、男らしさをアピールするも真実は女に対して、一緒にいてくれと懇願し、理想とは程遠い殺陣が繰り広げられる。泥臭くてハラハラするから好きだけどね!必死感が堪らない!
そりゃスターウォーズみたいなチャンバラにはならないよね。
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