小学生の頃、国語の教科書に載っていた羅生門。
理解できずにテストで酷い点数を取ってしまった忌まわしき作品。
時が経ち、今なら理解出来るのではと鑑賞しました。が、微かに残っている記憶と話が全く違う!!
どうやら、藪の中と言うお話がベースのようでした。
タイトル詐欺…
内容ですが、面白い!ちょっとしたサスペンスですよ。
とある事件。当事者の証言。各々の証言が全く違う。
そして、人に対して疑心暗鬼になる聞き手。深まる謎。真実はいかに!?
実はヘタレで情けないorゲスの輩が己の自尊心の為、見栄張りにより話を盛りに盛ってましたー。ってオチ。
人間って昔からこんな感じなんだな。今と対して変わらないじゃないかとホッコリしました。
そうそう、証言中背景に溶け込んでいる坊さんと杣売りのシュールさはまさに芸術なので是非刮目してください。
それから、三船敏郎がクリス・ヘムズワースに似ている気がしてならない。
わかんねえ。さっぱりわかんねえ。何がなんだかわかんねえ…