オン・ザ・ミルキー・ロードのRoygbivのレビュー・感想・評価

自然・動物・祝祭ではしゃぐ人々を描かせたら右に出るものはいない、クストリッツァ。ずっと見たい見たいと思っててようやく見られた。今作もぶれずに、ありのままの自然とファンタジーとの境界を曖昧にした絶妙なストーリー展開。特にラストのフェードアウトのカットには涙が…。映画館を出るまで魔法にかけられたように見入っていた自分に気がつかなかったこの感じ、まさにクストリッツァマジック。