オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価・動画配信

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

mimicot

mimicotの感想・評価

4.0
戦争と恋の逃避行クストリッツァ風

死と隣り合わせとは思えないほど、ユーモアたっぷりに描き、観る側の予想を覆す奇想天外な展開の連続に、ぁぁクストリッツァだ〜と懐かしい人に出会えたような気持ちになりました。

次々に動物が演技をしてとっても可愛いかった。
忠犬ならぬ忠鳥⁈ハヤブサのダンスがツボ。ムツゴロウさんのごとく主人公と接する大熊が可愛い過ぎる!調べたら、小熊の頃から一緒に遊んで何年もかけて仲良くなったそうです。監督の動物へのこだわりは相当なものということで、可哀想なシーンも安心出来ました。

後半の中年カップルの逃避行は、これでもかと困難に見舞われて命懸けだったけどロマンチックなラブストーリー。
相手役のモニカ・べルッチの若い美女にも勝る美しさ。なんて綺麗なんでしょと思った瞬間、もしかして自作自演は監督、共演したかったんじゃ...と思った。

続く悲惨な戦争が背景にありながら、陽気なジプシー音楽が明るさと哀愁を与え、映像とシンクロする独特な世界観。このクストリッツァの世界観を見尽くさないように、まだ観ていない作品はゆっくり観ていこうと思った今作でした。
きのぴ

きのぴの感想・評価

3.6
蛇とハヤブサが演技してるの初めて見た。動物がたくさん出てくるのはクストリッツァ作品の魅力の一つだなぁ。寓話っぽさが引き立てられて、味のある世界観に仕上がっていた。内容は少し難しかったかも。
湯っ子

湯っ子の感想・評価

3.8
鷹匠であり騎手であり蛇使いでありマタギであり羊飼いである(全部嘘)クストリッツァ監督自ら主人公を演じる。モニカ・ベルッチは若くはないけどやはり美しい。ミレナは「アンダーグラウンド」のナタリアみたいに、かわいくて酒飲みでダンスが上手。「フラッシュダンス」がここにも出てきて笑う。マルコ出た!と思ったら違った…

とにかくあの羊飼いのおじいさんが素晴らしい。
生まれたばかりの子羊を抱きながら、自分の子供のように大切な羊たちを争いに巻き込み犠牲にさせられたにも関わらず、コスタに生き伸びることをゆるす。ゆるしを得たコスタは、荒れた大地に石を敷き詰め、そこが戦場にならないよう清め守る。最後にあらわれたかたちは、ひとつの国のかたちにも見えるような。

「アンダーグラウンド」が祖国への盛大な弔いだとしたら、この作品はなんなんだろう?争いの地に生まれてしまったら、自身の身を守り、生きるためには自らも戦わなくてはならない。そこには必ず犠牲をともなう。
理想の国は、理想の世界は、理想の中にしかない。そんな諦観とともに、それでも理想を抱くことをやめてはならぬ、というメッセージを、私は感じたよ。

このレビューはネタバレを含みます

休戦の日の祝祭を境に、物語はダウナーに墜ちていく。
三角?関係の一辺を担うスロボダ・ミチャロヴィッチという女優さんが素晴らしい。
美しい童話みたいな世界観、牧歌的なコメディとシリアスな戦争が混ざったクストリッツァらしいというかこの人にしか撮れない映画で好きだけど羊が可哀想、最初ガッツリ地雷踏ませてたからな 他の映画は爆撃に巻き込まれるとかだったから許せたんだけど
うーん、最後まで話の掴みどころがわからんかった。
ミルクが何か関係あるんかと思ったけどあんまりだった。
アンダーグラウンドほど心に残る物はなかった。音楽も。
相変わらず奇抜というか風変りな作風の監督ではあった。

もう1回観たら評価変わるかなぁ。
何か不思議な魅力のある作品。ちょっとダークファンタジーっぽくて、尚且つ優しい感じの映画だけど、所々、グロくてこう言うの好きです。血まみれのアヒルや黒焦げの人達、瞳をエグル等、大胆な描写で、ふわっとした映像との緩急が良かった。しかも50代のオッサンとオバサン。確かにモニカ·ベルッチ美しいんだけど、中々のキワモノ感が否めない。でも、だから面白かったのかも?
モニカ・ベルッチとイチャイチャしたかったのか、だらだら長い逃避行。絶対本人出ない方がいい。
Cerro

Cerroの感想・評価

3.8
自由に飛び回れないハヤブサ、ミルクを飲むヘビ、翼が燃えたアヒル、蝶々を追いかける兵士、地雷踏む羊。演出こそあほらしいですが、生活のすぐ隣に戦争があるがゆえの表現はむごいものです。
Leon

Leonの感想・評価

3.3
らしい作品

色合い、音楽、演出変わらずの監督らしい作品で嬉しい。
過去作品の俳優も登場しファンには嬉しい作品ではなかろうか。
今回は監督自身がモニカ・ベルッチと愛の逃避行となんとも羨ましい。
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