オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

フライ

フライの感想・評価

3.4
ストーリーが進めば進むほど展開がシュール過ぎて理解し切れなかった。
戦争や悲劇、許されぬ恋をユーモアやファンタジー要素などを加え描いた内容は例えようの無い摩訶不思議な感覚にさせられた。若干グロいシーンがあるも何故か笑いに持っていってるとしか思えず真剣に描いているなら40年くらい前のクオリティにしか思えなかった。色々な動物も大きなファクターになっているのだが…終盤のハッピーエンドになると見せてからの悲劇も不思議すぎて悲しくは見れなかった。
戦争やその裏で動く大国への皮肉を込めたものや愛するものを失う悲しみなども感じたが、余りにも独特な世界観に入り込めなかった。
「アンダーグランド」の衝撃は凄くて、素晴らしい映画体験だった。そして、今作。クストリッツァ節炸裂というか。。
愛の逃避行なんだけど、とても悲惨でとてもファンタジー。でも、笑えるんだよ。この監督でしか描けないよなぁ〜。
そして、彼の映画が奏でる音楽も好き♡
ジプシーブラスも弱く、良くも悪くも当たり障りなくなった。愛の記憶は絶やさずも、木琴に。
YUZURAZU

YUZURAZUの感想・評価

4.2
話は所々???という感じだが、
映像は本当に美しかった。
監督の息子さんストリボール・クストリッツァによる音楽がとにかく素晴らしく、
総合芸術として完成度の高い作品。
一見の価値はあります。
ミノリ

ミノリの感想・評価

4.1
想像力に満ちた映画。映像を見てるだけで愉しい。動物も役者として登場する(しかも上手い)いきものは友だち的な世界観でありながら、そのすぐ隣には戦争という暴力がすっと存在している、現代的でも中世的でもあるような幻惑的なビジョン。ロマな音楽もすばらしい。
アンダーグラウンドの方が個人的には好きですが、やはり同じ監督らしく、悲劇を上手く喜劇におさめた不思議な雰囲気な作品
生きるって素晴らしい事。

『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』同様に監督が描く"戦争への憎しみ"がとても伝わってくる作品。
戦争の最中、人々は酒を飲み歌い皆楽しそうな日々を送る。しかしその反面、アヒルが真っ赤な血の浴槽にダイブしたり、羊達が地雷に吹き飛ばされたりと、なんの罪もない市民達が殺される様を表しているシーンに胸が痛む。
ラストシーンでのコスタが15年間石を運び並び続けているシーンにはユーゴスラビアで犠牲になった死者への哀悼の意を表していると感じた。
こんなに必死に生きていたのに何故殺されなければならなかったのか?
クストリッツァが好き放題やってるみたい(特にモニカベルッチと)にみえるが、それが素晴らしい。
ひつじのシーンは頭おかしくなったらこんな風に笑うんだろうな。一部の人は笑っていた。私も。
Shuhei

Shuheiの感想・評価

3.4
旧ユーゴスラビアの紛争を背景とした、独特な世界観でファンタジー要素もありながら、ブラックユーモア溢れるコメディタッチの喜劇というか悲劇というべきか。愛の物語である。トータルでいうと重い話もなぜかそうならない。
多用される音楽(ジプシー音楽)もこの映画をつくる大事な要素の一つ。
そして個人的に何よりも特筆すべきは、動物たちの“名演技”。
さわ

さわの感想・評価

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刺激のあるおとぎ話のよう。ラストはまるで『ビッグ・フィッシュ』のスイセンの花のシーン。運命が味方してると思ったんだけど。羊よ〜、、、ってなった。
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