Miz

ウーナ 13歳の欲動のMizのネタバレレビュー・内容・結末

ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

あらすじからして嫌悪感あって、それゆえながら見だったけど、出来事は別として意外と普遍的なテーマも盛り込まれてると思う。嫌な出来事をどう自分の中で昇華していくか。どう受け止めて、受け入れていくか。憎しみとか執着を捨てる。

ウーナは、被害にあったと思いたくなかったのでは。過去を綺麗な思い出としたかったけど、大人になって再会した初恋相手はしょうもない男で。

自分で気持ちに整理つけるしかないんだなー。相手を責めたくなる気持ちもわかる。けど、それってもっと自分を辛くさせるだけ。
自分を納得させて落とし所を見つけたかったんだろう。

ウーナは執念がすごくて危さを感じた。真実を知ったことで、がっかりもしたが、それによって、初めて過去を振り切ることができた。これまでずっとレイが頭の中にいたけど、やっと追いやることができた。これから新しい人生を始められる気がする。

やっぱり子供は守らなければならない。いくら愛し合っている純愛に見えても、人生経験も知識も違いすぎて、子供が不利。ませた子もいると思うけど、それでもとにかく子供。

レイの奥さんと子どもも、気になる
あのあとどうなったのか?
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