MURANO

ミニオンズ フィーバーのMURANOのレビュー・感想・評価

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)
4.0
我が家のテレビではここ半年くらい『ミニオンズ』と『怪盗グルー』が流れてる頻度が高く、息子も「7月になったら新しいミニオンがやるんだよねー」と春頃から繰り返し言ってたので、親子で観に行って来ました(^^)

なんなら僕も息子もミニオンのTシャツ来てね。完全にファンですよ(笑)

このシリーズは、真面目に映画を評しちゃうとストーリー性が高いとかそういうものではないので、いかにミニオンがバカバカしくもキュートに活躍するかを楽しむもの。

今回ももちろん、いつも通りミニオンは最強にかわいかった!

ポスターにも載っているミニオンにカンフーやらせるって、ストーリーとしては正直省略も可能な部分なんですが、黄色い丸いのが黄色いトラックスーツ着てアチョー!ってやってるだけ、もう楽しいんだから。

修行してもミニオンが強くなるわけねぇーじゃん、ってところ含めてネタとして面白かったです。

ただ、一応、カンフーやるのは時代設定が70年代ってところゆえ。前作がヒッピーなどの60年代テイストを押し出していた流れは、続編として継承しています。

もちろん音楽もディスコなど70年代を意識させるものばかりだが、僕的にはオープニングクレジットで「Bang Bang」を使ってたのにニヤリとしてしまいました。

同じくカンフーオマージュ映画だった『キル・ビル』でもオープニングに使っていた曲なので、頭の中で勝手にユマ・サーマンとミニオンが一緒に黄色いトラックスーツ来てる姿を浮かべちゃいましたよ(^^;

あと、前作はほぼほぼミニオンしか出てこない内容だったが、今回はすでにグルーと出会った後の話ゆえに、幼きグルーの成長譚として、『怪盗グルー』エピソード0的な内容になっている。

『月泥棒』に繋がるようなシーンも見られるので、前作よりも『怪盗グルー』シリーズの作品という要素は強く、ファンサービスを楽しめました。

原題には「The Rise of Gru」と明確にグルーの名前入れてますしね。(たぶん『スカイウォーカーの夜明け』をパロディにしたサブタイトルですよね。)

さて、シリーズとしての次回作は『怪盗グルー』4作目が2024年に控えるようだが、『ミニオンズ』としての3作目って、今回の内容的にさすがにもうないのかな?

今度は80年代舞台で、ぜひもう1本観たい気もしちゃいます。
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