SING／シング：ネクストステージのくらげのネタバレレビュー・内容・結末

ミュージカルシーンは圧巻。テンポも早くて飽きさせない上、涙ぐんだシーンがいくつもあった。

面白かったんだけど、今作のムーンにすごくイライラしてしまった。
中間管理職の嫌なとこが出てるというか…スケジュール通りすすめること、上司の機嫌を取ることが第一でキャストや現場に全然寄り添ってないし、気持ちを考えてない。今回それぞれのキャストの悩みは個人で解決してる。責任者としてそれでいいの？
ラスト、クリスタルのホテルの劇場で公演する、クリスタルから逃げないってとこの決定はしたけど、それ以外に何かした？胸張って堂々とナナを出迎えてたけど、なんか納得できなかった。今回のムーンの至らなかった点については成長してないよな、って。

ジョニーの演出家からのパワハラ・暴力とか、ミーナのキスシーンへの抵抗とか、そのあたりもいい感じに丸め込まれた感がある。
期待しすぎたのかなぁ…前作が大好きだったから、ちょっとモヤモヤ。