うーん、新しいキャラクターはみんな造形はチャーミングなのだが、話しのツギハギっぷりがなかなか酷い。
キャラの言動は唐突で、浅薄で、物語を動かすための舞台装置に成り下がっている。
各個人の課題を見事に乗り越え紡ぎ合わせた前作に比べ、つなぎめは雑でとりあえずいい感じの歌あればいいやろという驕りすら感じてしまう。
なんかいい感じの動物キャラのMVの繋ぎ合わせにすぎないのがもったいない。
最後の舞台もそれぞれの見せ場を作るだけの軸のない寄せ集めで、それがこの映画の縮図になっているのがなんとも。
デザイン、カメラワーク、もろもろはとてもよい、がシナリオが本当に残念。
