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レディ・ガイのネ右のレビュー・感想・評価

レディ・ガイ(2016年製作の映画)
3.5
#レディ・ガイ
ミシェル・ロドリゲスが「凄腕の殺し屋♂が、サイコな整形外科医からの復讐で性転換手術され女♀に!」というイカれたプロットを、文字通り「体を張って」(そこまであからさまとは…)、
そして「性別の壁を超えて」(そこまで演じ分けるとは…)演じ抜いた怪作。今回のスコアは全て彼女の頑張りに捧げます。

ロドリゲス兄貴の最強アクションと「ストリートオブファイヤー」の情熱・疾走感を期待して観賞に臨むと、その先入観を良くも悪くも裏切る終始重いムード。「シガニーが喋っている姿が最高に好き」という方には至福の作品(精一杯の皮肉)。
邦題と日本版予告編・キャッチコピーは完全にミスリードではあるが、むしろそのコンセプトで日本人監督にリメイクして欲しい。
なおパンフレット未制作とのことで、元々DVDスルーの予定だったと思われる。
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