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ミスエデュケーションのKのネタバレレビュー・内容・結末

ミスエデュケーション(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

これまたタイトル通り『間違った教育』。無知って本当に怖い。矯正施設ってなに…。コーリーからの手紙は本音ではなくて、周りの大人に書かされたものだと信じたい。

逃げるという選択をした3人は間違っていない。幸せな未来が待ってますようにと願うばかり涙
『ある少年の告白』と比較されているレビューをよく見るのでそちらもチェックしてみようと思いますー


※参考になったレビューより抜粋
https://cinemandrake.com/miseducation

「Two-Spirit」は、アメリカ先住民社会の中で歴史的に認知されてきた「第3の性」です。私は当事者ではないので上手く正確に解説できませんが、なんでも“男性でも女性でもない”もしくは“男性でもあり女性でもある”…そういう性の存在がある…というか、そもそもアメリカ先住民の社会では、ジェンダーで人を役割的に分けるという価値観がなかったそうです。少なくともヨーロッパからの移民が押し寄せる前までは。

この「Two-Spirit」はアメリカ・インディアンの間で異常として迫害されていたなんてことはなく、むしろ伝統的に重要な意義のある存在として敬われていたこともあるとか。

つまり、「男女」というジェンダーバイナリーは所詮は外部からやってきたひとつの価値観に過ぎないという事実を、この「Two-Spirit」は物語っています。


2023-36
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