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彼女がその名を知らない鳥たちのnooyのレビュー・感想・評価

3.9
「僕、十和子のためなら何でもできるって。」

蒼井優と松坂桃李の濡れ場がこれでもか。と。途中で正直飽きてしまった。そんな中で、阿部サダヲの本気を観た。阿部サダヲなのに阿部サダヲがそこにはいない。箸の持ち方だとか、食べ方だとか、笑い方だとか、咀嚼音だとか、走り方だとか、喋り方だとか、そこには佐野陣治がいる。こんなにも凄い俳優だったんだなあ。好きになった。どうしようもなく。阿部サダヲに満点を。

「究極の愛」そんなキャッチコピー。結局愛ってなんなんだ。元々そんなもの分かっていないのに、この映画の所為で更に分からなくなってしまった。どうしてくれるんだ。
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