わい

劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード三世のわいのレビュー・感想・評価

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2017年121本目

リチャード3世は、このシリーズでは一番いい人じゃないキャラというか
真逆、狡猾でして・・
それでもベネさまが演じてるので、魅力的には見える(笑)
声がやっぱりいいしねー
あと、観客に語りかけるタイプなんで、それも魅力なのかも。
自分の話術で相手を改心させてるのに、直後に観客にそれはないだろうみたいな発言があると
ちょっと笑えるというか・・
いやいや、そうさせたのはあなたでは?みたいな。

しかし、まぁ、幼い甥まで亡き者にしてしまうあたり
どこまで強欲なのかと思うわけで・・
妻・母たちの思いのたけも、ちょっと浮きそうなシェイクスピアの言葉が
しっくりくるくらい。
しかし、この台詞回しは本よりも演技で観る方が共感できるなぁと実感。。
(というか本では、難しい・・かも)

7作品全部観て、出演者の違いだけじゃなく、展開の違いもあって
面白さもそれぞれだった。
もう少し、人物を知っていたら楽しめたかなとも思うけど、
これがきっかけになったので、いろいろ単体の映画とかも観てみようと思う。
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