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羊と鋼の森のKのレビュー・感想・評価

羊と鋼の森(2018年製作の映画)
3.8
個人的にはかなり食いこんできた!
映画を見た後、原作一気読みした。

調律の仕事内容初めて知って、繊細で丁寧だろうとは思ってたけど、絶対音感がなくても感覚があればできるのは驚いた。
調律の前後で音の伸びとかが本当に違うし、時々挿入される森のざわめきや演奏の音が心地よくて、目を瞑りそうになった。

ピアノは12年ほど習っていたけど、3年前にキッパリやめてしまったから、懐かしいようなさみしいような気持ちになった。

柳さんみたいな良い先輩に恵まれたいし、私もあんなような、掴ませるところを見せてくれるような先輩になりたい。
コツコツと、堂々と、自分の感覚もある程度信じながらやっていきたいなぁ。


原作覚書
描写がひとつひとつ本当に綺麗で、映画を見ていた分、本を読みながら視界が広がる感覚があった。
外村が雪の中外に出るシーン原作にはなかった?外村はもっと内向的に思えたから、もう少しそういうところが映画でも見えれば良かったけど
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