羊と鋼の森の作品情報・感想・評価

「羊と鋼の森」に投稿された感想・評価

Shima

Shimaの感想・評価

3.4
調律師の若者の物語。
作品の合間に頻繁にピアノの演奏シーンが入り、セリフが少なめで静かで美しい感じ。
原作未読なので、他の登場人物の背景が分かりづらいのがちょっと残念。
M.K.

M.K.の感想・評価

3.8
タイトルから森の中で連続殺人を取り扱ったサイコミステリーみたいなの想像してしまったけれど、作品は調律師を志す青年とその青年に関わる人々の物語、原作未読。

尺の長さも含めて全体の印象が舟を編むに似ていた印象。品位と知性のある登場人物たちが紡ぐ一人の青年の成長物語。
既視感がないわけではなかったけど、透明感のある、爽やかなお話がだった。

ただ少し駆け足?
欲を言えば あんなに素晴らしい登場人物たちだったので、もう少し人物像を掘り下げて欲しかった。

そして劇伴の担当が、ハマりすぎて3ヶ月連続ライブに行ってる世武裕子さん!…ホントに売れっ子だなこの人。
全編を通じて世武さんの世界観で満たされていて音楽も楽しかった。

やはり音が重視の映画のせいか心象風景的なところで物語としては間延びした感じがしたかなぁ。

でもいい映画。
…いい音響で観たかった。
hiroki

hirokiの感想・評価

-
原作を読んですぐに視聴。
原作のイメージが崩れるのではないかと少し不安だったが、そんなことは全くなく、むしろ調律の様子や音といった、文章では知ることのできない部分を知れて原作がより色付いたような気がする。

また、全体から原作へのリスペクトが感じられた。原作に登場する美しい台詞たちが、構成は変われどそのまま使われていて、そこも嬉しいポイントの一つだった。
更に、映画では語られない部分も原作を読んでいたので補完しながら観ることができ、満足度の非常に高い作品だった。
キャストも、外村や柳さん、板鳥さんは特にハマり役で、原作の外村のニュートラルな雰囲気や、柳さんの暖かみや文学的なところ、板鳥さんの外村の焦りを包み込むような安心感、外村への愛情などが忠実に再現されていると感じた。

しかしやはり実写映画化ということで、原作と離れて、分かりやすく山場や泣き所を作っている感はあった。その点においては原作の、全体的にフラットで淡々と進行していく故の良さが薄れてしまっていて、残念だった。まあ商業的な側面もあるし、映画の構成もあるから、仕方ない部分ではある。分かりやすいがわざとらしくは感じなかったので、ものすごく気になるほどではなかった。が、少し違和感があった。

そういった部分を差し引いても観てよかったと思える作品で、これから原作と共に何度も観たいとも思える作品だった。

これから観る方は先に原作を読んでから観ることをお勧めします。
TATSUYA

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3.5
深い森に静かに分け入っていくイメージのような映画。音に対する真摯な向き合い方を感じとれる。

言葉のニュアンス、音の違いなど、感覚的な部分を、どう表現してくるのかな、を期待したのだけれども、それを面白く観せるタイプの作風ではなかったですね。
違う監督さんでの表現も楽しんでみたいような気がする題材でした。
miu

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-
緑と碧と白色に包まれた音の森を彷徨いながら、答えを見つける。澄んだ空気に満たされた空間には、絶え間なく優しい光が降り注いでいる。けれど、暗い深い夜には風の音がざわめいて身動きが取れなくなる。雪が積もる冬には思うように前に歩けなくなる。文体の話のように、相反する物や事が共存する中庸の難しさと美しさが描かれているように思った。夢のように美しく、現実のように厳しい。
才能とは、諦めないこと。好きな対象への強い想いや執着を持ち続けることは才能の一つだと言っていて、救われた気がした。天賦の才能にも憧れるけれど、こういう生き方も悪くないのかもしれない。
mai

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4.0
原作もよかったし、映画も良かった。
原作の雰囲気がそのまま感じられた。
山崎賢人、なんでもできるなぁ。
一番泣きそうになったのは、両親と飼い犬が亡くなって14年ぶりに調律した男性のところ。
Mai

Maiの感想・評価

-
13
「ピアノを食べて生きて行くんだよ」

「ピアノが世界中に溶けている美しいものを集めて音楽にする奇跡なら、僕はこの森を歩いて行く。どこまでも。」
トモミ

トモミの感想・評価

3.1
これもDVD借りようと思ってたのでラッキー。
上白石姉妹の成長が素晴らしい✨
特に萌歌ちゃん!
伸びしろがまだまだあるなと期待大!
しかし仲里依紗さんはあれだけの役でよくお受けになった!アッパレ!
りお

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3.6
支えて支えられて、ひたむきに献身的に、ピアニストの力になるために一生懸命に、ひとつのことに夢中になれるってすごい。
スズキ

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5.0
原作未読で言うのも失礼だが、映画化成功作品と呼んで間違いない
何も持っていなかった青年がピアノに出会って自分自身を問い続けるストーリー
周囲の大人が人生の先輩として主人公の糧となっており、主人公もまたそれを受け取りきちんと成長している姿が美しい。彼は今もまだ森に育てられている
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