いやぁ、ピアノって人生だわ。
全体的に台詞の少ない作品だったというか、台詞がいらないとも言える作品だった。
冒頭の調律のシーンがすごく好きだった
すごく正確で繊細で美しくて神々しい
調律学校に行きたいと告げたシーン
『この世界ならばどこまでも地面を蹴って歩いていける気がするんだ』
私なら自分の子供があんな風に話してくれたらめちゃくちゃ嬉しいだろうな。自分の子供がこんな風に思える何かを見つけられたなんて嬉しくて仕方ないだろうと思った。
めちゃくちゃ大変な仕事だよね。一度手入れしたら元には戻らない箇所もあるだろうし、文字通り寸分の狂いも許されないプレッシャーは物凄いだろうな。
調律やピアノの旋律を森の風景にたとえるってめちゃくちゃ美しいね。終始音色も映像も綺麗で心が洗われるようだった。
ドラマーの調律師ってギャップはめちゃくちゃずるい。