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メアリーの総てのkijitoraのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
4.0
不幸の中でも屹然とし不幸に飲み込まれない強さが印象的なメアリー。
「優れた文学を産み出すには才能あるものを不幸な境遇に置けばいい」という言葉を聞いたことがあるが、メアリーのこの人生があったからこそ名作が生まれたんだな。フランケンシュタインを読んでみたくなった。
あえて抑揚を抑えた演出だった気がするがそれが作品のドロッとした出口の見えない不幸さを表した。
エル・ファニングは可愛いだけでなく、演技力を発揮できる作品に抜擢されてよかったね。
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