メアリーの総ての作品情報・感想・評価

「メアリーの総て」に投稿された感想・評価

「メアリーの総て」を観てきた。
無知なもので「フランケンシュタイン」の作者が女性だということ、しかもその当時18歳だったことを知らなかったのですが、メアリーの波乱に満ちた人生が描かれている本作にて、知ることができました。今後フランケンシュタインを観たら、また違う視点を持てそう。
Keitoes

Keitoesの感想・評価

3.0
見所は、「マイプレシャスリスト」にも主演していたベル・パウリーちゃんのチャキチャキした演技。
エル・ファニングも勿論良い。

あの有名な「フランケンシュタイン」の話がどうやって生まれたか?という映画。

正直、前半は眠くなったー…
登場人物のキャラの濃さで持ってる感じ。
後半からは話が動き始めて徐々に面白くなった。

舞台や世界観とか衣装とかはすごく素敵だから、それを堪能する為ならとても良いかも。
アメブロを更新しました。 『「メアリーの総て」18歳の若さでフランケンシュタインを世に送り出した女性に驚きます。』https://twitter.com/yukigame/status/1068240151455776768
こせ

こせの感想・評価

3.2
試写にて鑑賞。
あんまハマらなかった。

女性が生きにくい時代に頑張りました系の映画って本当にクズ男でてくるな。それが腹立っていいんだけどね。
フランケンシュタインが読みたくなった。
まぁ、読まないけど。
tkred2046

tkred2046の感想・評価

4.0
フランケンシュタインの物語は知っていても、作者が女性で、どんな人物でどんな人生を歩んで来たのかまでは全く知らなかったので、驚きの連続だった。
彼女の人生そのものが物語のようであり、彼女の経験した理想と現実が傑作怪奇小説を産み出したのだと解ってとても見応えがあった。
併せて吸血鬼の作者についても描かれていて、とても興味深かった。
とえ

とえの感想・評価

4.0
どっぷりとメアリーの世界に浸って見入ってしまった

言葉に囲まれて育った少女が、孤独と絶望の淵に立った時、自ら生み出した言葉に救われていく

彼女の人生から伝わってくる切なさと、静かな感動に包まれた作品

この作品は、18歳で「フランケンシュタイン」を執筆したメアリー・シェリーの実話を描いた作品

若くて奔放で、妻子持ちの詩人パーシー・シェリーと恋に落ちたメアリー

しかし、メアリーの父も妻が二人いたことから、恋愛は自由なものだと信じてメアリーはパーシーと駆け落ち

しかし、そこから彼女に様々な悲劇が押し寄せる

「フランケンシュタイン」と言えば、フランケンシュタイン博士が作った怪物

怪物は博士の愛情を求めるけれど、怪物を作ってしまった博士は、その思いを拒絶
そこから、怪物は孤独と絶望の中を生きることになる

この映画を観て思ったのは、
そんなフランケンシュタインは、メアリーの内面を形にしているということ

その「フランケンシュタイン」を執筆した当時のメアリーは、母を知らないために親の愛情を受けられず、恋人のパーシーからも見捨てられ、孤独と絶望の中を生きていた

その中で「死んだカエルを生き返らせる」というマジシャンの演目に心を奪われ、怪奇小説「フランケンシュタイン」が誕生する

18歳という若さで、メアリーは絶望を感じる孤独の中にいた
もう、それだけで、この物語は悲しくて切ない

それも、全てパーシーという遊び人と出会ったことが運の尽きだけれど
でも、もしも彼女が、パーシーと出会っていなかったら、私たちはフランケンシュタインを知ることがなかったのだから、それはとても皮肉なことだし、それが彼女の運命だったと思ってしまう

しかし、そんな彼女の絶望も、彼女の心の中にある言葉がフランケンシュタインという怪物を生み出すことで救われていく

画家は絵を描き、歌手は歌うことで自らの人生を救うように
作家は、自らの言葉で自分自身を救うんだなと思った

そう思うと、
メアリーが作家の家に生まれたのも、母は彼女を産んで亡くなったのも、詩人と恋に落ちたのも、そこから様々な悲劇に見舞われるのも
その全てが、彼女に定められた運命だったのだろう

フランケンシュタイン博士が生んだ怪物に、彼女の全人生が込められているからこそ、出版から180年以上経った今も、多くの人に愛される作品なんだと思う
たろす

たろすの感想・評価

4.0
“My choices made me who I am, and I regret nothing.”

最速独占試写会行ってきた。

フランケンシュタインの作者が女性だってことも、18歳の時に書き上げたことも、この映画まで知らなかった。
強い女性でも恋愛が絡むと脆くなる。それでもやっぱり女性は強し。
壮絶な人生故にこの物語が出来たんだなぁ。

エルファニングの魅力が爆発してた。

1番好きなシーンは義妹ジェーンがフランケンシュタインを読んだあとの感想を言うところ。

あとラストシーンのセリフも痺れた。

フランケンシュタイン、読もう。
エル・ファニングが美しすぎて、上映中の2時間は恐ろしいほど彼女に吸い込まれてしまった。映像も音楽も良かったような気がするが、とにかく彼女が素敵すぎて。一晩経ったいまも彼女が頭の中をぐるぐる回ってる。生きているうちにこんな素晴らしい女優さんに出会えたことに感謝。もう一度劇場でメアリーを見つめていたい。
ゴシック小説の代表作である「フランケンシュタイン」が如何にして生まれたのかを、小説に登場する怪物同様に悲劇や絶望、偏見に彩られた原作者の女性作家メアリー・シェリーの波瀾万丈な半生を通して描かれる愛や創作秘話が切ない。
「フランケンシュタイン」はホラー映画やドラマ、アニメやゲームのキャラクターとして多くの人が知っているモンスターだと思うが、本作で取り上げられた原作(原題)「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」を読んだことがある人や原作者を知っている人がどれだけいるのだろうか?
私は宍戸儀一さん訳の青空文庫版は読んでいるので、メアリー・シェリーのことはある程度は知っていたが、映画として脚色された部分があるとはいえ、彼女の人生がこんなに不幸塗れだとは思わなかった。
今から200年前のイギリスを舞台に、当時としては先進的な考えを持つ人々が繰り広げるドラマでは、彼らが一般常識や倫理観と折り合わず、特に男性においては独りよがりのように見える。
うら若きヒロイン・メアリーは閉塞感溢れる日常を嫌い、ハンサムで才能溢れる詩人パーシー・シェリーと出会って恋に落ち、駆け落ちというかたちで今までの生活を捨て、〝外の世界〟に飛び出してしまう。
理想と希望に溢れている〝外の世界〟の筈だったが、現実はそんなに甘くなく、しっぺ返しのように様々な不幸が彼女に降り掛かってくる。
そんな不幸と失意の中で訪れた詩人バイロン卿の別荘での〝提案〟が、彼女の中で抑えていたものを揺り動かしていく。
全てのアーティストがそうだとは思わないが、何かを創作する時は自分の中で溜め込んでいるもの、逆に枯渇感や空虚感を埋めようとして溢れ出すものが原動力になっているのではないかと思う。
メアリーは自らが被った厄災を書くことで見詰め直し、それらを乗り越えようとしたのではないかと思う。
切ない愛に彩られた本作だが、温もりを感じさせるラストに救われます。
無邪気なエル・ファニング
大人のエル・ファニング
苦悩を知ったエル・ファニング
自立したエル・ファニング
メアリーよりもエルファニングが頭に残る。

誰もが知るフランケンシュタインの誕生した経緯がこんなにメアリーの人生を絡んでいたとは驚き。
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