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ガルヴェストンの親友のレビュー・感想・評価

ガルヴェストン(2018年製作の映画)
4.5
メラニー・ロラン監督(天使)×エル・ファニング(堕天使)

Elle Fanningマラソンは正直苦行だった。映画選びが自己犠牲のようで。 
しかし、それもこれも全てこの映画を万全な状態で観るため!(正直意味なかった)
はてさて、どんな"CHEMISTRY"が起こるのか。                                                                                                                               

あらすじは…っと「娼婦役」おっと嫌な予感がする。

マウンテン(山)あり(マイク・ミルズあり)、バレー(谷)あり(エル・ファニングあり)、タマヨ(沼地)あり(島田珠代あり)

メラニー・ロランはナニとなるか。三途の川でないことを祈る。

「あの地平線輝くのは、どこかに君をかくしているから」

「君をのせて」を乗せて「遥か地平線の彼方へ」

「さぁ、お立ちなさい友よ。お主は、お主の地平線を目指して…!」


たった一言伝えたい。「ありがとう」

言葉から質量を感じる。
否が応にも滲み出る。
セリフひとつひとつに軽くない想いがこもってる。

"お酒が欲しくなったのは人生で初めてよ"

メラニー・ロランはエル・ファニングにRed Bull 翼を授ける。
泣いてる顔も綺麗でアセるよ。
やっと"エル・ファニング"が観れた気がする。
痛みを知らないで人は愛せない。
ビーチに佇む生まれたての天使。
君は愛おしいコワレモノだった。

暗がりだとか、静けさだとか、不安かきた立てる影の中にこそ、この世の中で、真の姿と、呼ぶにふさわしい力ひそんでると信じてる。

お金持ちの社長さんも、毎日研究した科学者も、悲観論者(ペシミスト)も、現実主義者(リアリスト)も、いつか海に還る。

また一つ山を超えても、この道は夢の途中。
どんなに悔しくたって、やり遂げなくちゃ。

死に直面した時、命は軽くもなるし重くもなる。
人は「なにか」を残して死んでゆく。「なにか」はなんでも構わない。
自分で選んで行動を起こせばいい。"逃げた"なんて言わせない。
死んだ先に終わりはないから。好きに生きて死ねばいい。
ただ忘れちゃいけないことがある。僕らは屍の上に立っている。
それだけは絶対に忘れちゃいけない。
オレの上に立っているヤツは誰だ?西川美和か?ベン・アフレックか?時空を超えたヒットラーか?
なーに、ただの"ブラック"ジョークさ。
「俺の屍の上を超えてゆけ」

生まれて

信じて

知って

気づいて

失って

そして生まれ変わる

"みんな死ぬのよ"

君の孤独剥がす言葉。

風に吹かれて、あてどもなく追いかけ合うのさ。

ラストカットは『欲望に溺れて』とほぼ同じ。
一貫して伝えたい想いがそこにはある。

「たくさんの灯がなつかしいのは、あのどれかひとつに君がいるから」

流した涙さえ、今はもう風になったわ。言葉も時間も形さえもない場所へ。

やさしくされると、やさしくなれる花。

ひなげし揺れる風にのって、届けばいい。

おかえり、いつでも、帰りを待つ。

なんだか海が綺麗だね。

それはそれとして、"華"やかなエル・ファニングはいつになったら見れるのか。
本物に触れたエル・ファニングに「HOPE」
ね、どうかな。

花 花 どんな花

匂いたつほど麗しく

花 花 どんな花

心やさしく パンティーテックス!

生きていればきっと幸せ

「おいしいご飯を食べた」

「面白い映画を観たよ」

小さな幸せ束ねてできた花束

連想ゲームみたいに つながってく幸せの輪


ポー!

ELLE FANNING & MÉLANIE LAURENT - Interview GALVESTON
https://youtu.be/hy2V_0lF86s
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