橋の欄干に立つバイオレットに声をかけるフィンチ。何かを抱えているらしい2人の運命が交差する場面から始まる。
接点の無いクラスメイト。放っておいて欲しいバイオレットと放っておかないフィンチ。フィンチも重たい物を抱えているのだろう。
ーー見るべき場所があるから
どんな場所でも意味がある
少なくとも僕らにとっては。
ーー“大きな可能性が
芽生えるのを感じた”
君の中にもあるんだよ。
今はそう思わなくても
「面倒」で「異なる」、嫌がられる2人だからこそ、分かり合える事も多いのかな。舐め合うんじゃなく。
Before I die I want to STAY AWAKE.
Before I die I want to Be Brave!
知りもしない周りの言葉なんか聞かないで、自分で見た彼を信じてあげて。
強行だけど、連れ出して、一歩踏み出させてくれるフィンチが愛おしい。踏み出すバイオレットも。
一歩踏み出してしまえば、後は成るように成る。
前半はバイオレットの更生のお話。そして後半はフィンチの苦悩のお話。それでも人を気にかけて救おうとするの凄いな。優しさが滲み出ている。
自分が自分で居られる場所が必要なくらい傷ついているのに。
幼馴染の彼、とてもいい。
ーー大事な人だから
俺だけは見捨てない。
そういう関係だ。
ケンカして 戻ってきたら 謝って
すべて帳消しだ
「目を覚ます」がこんなに効いてくるなんて。
お父さんに吐露するシーン。めちゃくちゃ泣けた。
ーー私も見つけてあげたい。
“Your turn”しんどい…
I feel thousand capacities spring up in me.(大きな可能性が芽生えるのを感じた)
:Quote by Virginia Woolf
直訳すると、「自分の中に千の能力が湧き出てくるのを感じる」だよね。みんなにあるんだよ。分かんなくてもあるんだよ。
ーー辛いときですら
光に満ちた場所がある。
もし なかったら
あなた自身がなればいい。
無限の可能性があるんだから
“All the Bright Places”
彼が教えてくれたように
前を見て進み続けよう。
さぁ、君の番だ。
・ストーリー★★★★☆
・映像★★★★★
・演出★★★★☆
・キャラクター★★★★☆
・音楽★★★★☆
・おすすめ度★★★★☆
・もう一度観たいか
体調を整えていつかまた!