このレビューはネタバレを含みます
※原作は見てません
王道的な恋愛漫画でよくあるゆったりした起承転結ではなかったです。
最初は転校生が誰のものではないと言われる人気者と仲良くなりイジメを受けても立ち向かい、女子同士の友情を感じられます。
途中からテンポ早めに、自分の気持ちに気づけないヒロインだからこそ、友達の恋愛を見守り続け、最後、お互いの気持ちを打ち明ける展開になっていました。
実写化は原作を読んでも読まなくても、展開にドキドキがなくなりやすいですが、この映画は飽きなかったです。
方言が馴染んでない雰囲気に違和感はありました。でも、距離感や演技自体は思春期の戸惑いの全てを具現化したように受け止められて、そう考えると面白いです。
廊下を走りながら想いを吐き出したり、親にムカついてクソババァと言葉にして友達の背中を押す姿には理解ができました。