人里離れた一軒家で暮らす詩人の夫と、古びた家の補修をしながら創作を支える妻はのどかな時間を過ごしていた。
そんなある日、老人が訪ねてくる。宿と勘違いしたらしいが遅い時間なこともあり夫は一晩家に泊めることにするが、翌日には老人の妻が家へ訪ねてやってくる。ただでさえ見知らぬ人を招き入れることに不満を抱く妻だが老人の妻は無礼そのもので、しばらくして2人の息子もやってくるがお金の揉め事の弾みで兄が弟を殺してしまう。
結果的に老人一家と夫も病院に付き添う事になり、ひとときの静かな時間に家の片付けをしていると夫が帰ってくるが、葬儀の場を提供したため老人一家の親戚など大勢が家へ訪ねてくる。
観ていてめっちゃストレス。
ただの胸糞系かと思いきや、SF？宗教的揶揄？理解ができないまま観終ってしまい物語の注釈もなく物語としても煮え切らずになんだと思ったら旧約聖書をなぞらえてるとのこと。
ははーん、そりゃ分かんないわけだ。丁寧に解説している記事も流し見したけれど現代風に置き換えただけでひねりもなく、比較的馴染みの無い日本人にとってはエンタメ性のない映画にしか思えないんじゃないかな？難解さ=面白さと思える人には向いてると思います。
