マザー!の作品情報・感想・評価

「マザー!」に投稿された感想・評価

べん

べんの感想・評価

4.1
面白すぎる。天才としか言いようがないくらい面白かった。
比喩の仕方。家という楽園の中で次々起きていく事件。
最初の家を訪れた夫婦がアダムとイヴだとすれば禁断の果実(クリスタル)に手を触れてしまった後に出る傲慢さに理解。
その後に訪れる人間の愚かさ、汚さ、醜さ。
盗み、争い、戦争、宗教すべてを小さな家の中で語っているのが面白い

愛されている自分が好きなのは最後の表情でわかる
神は崇められ、讃えられ。求めはしない
すべての人へただ与える
ブラックな部分もこめて気に入ってしまった
ましで???マーク出まくりでした。何がなんだか分からず最後まで見入ってしまいました。色んなレビューを読んでなんとか理解出来た感じです。ジェニファーが出演してなかったら見てないかも。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

3.7
もう、なんぢゃこりゃー!
明らかに普通の人間、あるいは状態ではない。それはいくつかの描写によって観ている人に「んんっ??」と感じさせる意図だとわかる。
それは家の鍵や、今いた人が「あれっ?」となる(家の内外)とか・・。

カメラはジェニファーローレンスの周囲を浮遊するような画。表情を捉えるアップも多いし、彼女の視線映像は人間の視野より狭く、見えない部分から何か出てくるような恐怖を常に感じます。
自然、見ている人はジェニファーの気持ちに寄り添う展開。プラス旦那を含めた登場人物の違和感しかない言動にストレスが増加していきます。

ひとまず家の不思議さもありつつ、第一の家族がいなくなると、ようやく幸せがやってきます。しかーし、やはりこれはクライマックスへのトリガーでしかない。
ここからは<とんでも>展開が待っています。

さすが日本での公開をとりやめただけある!今なら話題作として買うでしょうけどね。


さて解釈トライはネタバレです。以下、観ていない方はお気を付けください。





これ、旦那は神様ってことですかね。で、ジェニファーは地球?それも科学的な意味ではなく、ガリレオ以前のキリスト教的地球ね。
そしてやってくるのはまさしくモラルも思いやりも欠如した人間たち。なかには慎ましい人もいるが、まあどいつもこいつもって演出でしたね。入っちゃダメって言ってるのに入り、大事なものなんだって言ってるのにぶっ壊す。叱られたら「ごめんって言ってるじゃん!」と逆切れ。あぁ人間の本性。
前半はまだ通常のドラマでも成立するようにギリギリ帰ってこれるように作っていましたが、赤子妊娠から詩が出来上がった頃がちょうど紀元ってことなのでしょうか。
節度を持たず、自堕落で他を攻撃する人間。いつしかいくつかの思想やグループが出てきて、あげく戦争!
神様はひたすら人間を「許そう許そう」っていじましいです。
そして神の子を殺すに至り、世紀末。チーン。
神様はやり直す。

《追記》
観たことでゆっくりとみなさんのレビュー読ませていただきました。
なーんだ、もう聖書って言われていたのですね。まあ合ってたからいいか。
思えば「ノア」まで作ってる方ですしね。
しかし何にも知らずに観たほうが面白そうですね。
もしレンタルでこの映画を観るときはまず他にもDVDを何本か借りて観ましょう。

一緒に借りる作品のオススメは次の4つ。
①ローズマリーの赤ちゃん(ポランスキーの)
②ファニーゲーム(1997年の)
③ドックヴィル
④キャリー(デ・パルマの)

まず最初にこの映画を観て、なんだかチンプンカンプンなら①~④の映画を順番に観ていきましょう。
そうするとすこし映画の見える角度も変わるかもしれないのでもう一度、マザー! を観ましょう。
もしくはマザー! 二周目にたどり着く前に、すごくグロッキーになっているかも。
massoi

massoiの感想・評価

3.1
意味のわからなさはトムヒのタワー級で監督調べたけど違くて、ああ世の中にはこの手の頭を持った人が一定数いるよなと思いましたとさ。
我慢してみたけど終始胸糞悪い。
ただ神話はずっと興味があるからこれを機に調べてみようかな
WOWOWで鑑賞。日本で公開中止というのを聞いて気になったけど、ホラー苦手なのでしっかりネタバレを検索してから最後まで鑑賞しました。
それでも怖いし不快。見た後しばらく気持ち悪い。変な夢も見た。笑
監督はなにも調べないで見て欲しいみたいだったけど、ネタバレ踏んでからみても十分衝撃で怖かったです。
日本で公開中止になるのも納得のシーンがあります。常に眉間にシワがよりながら見てた。知らない人まじ怖い。インターホンの音が怖くなります。
いろいろな解説を読むとあ〜なるほどな…と思うところはあるし、すごいなとも思うけどもう一度観るのは無理。出演者みんな演技が凄いんだけど、主演のジェニファーローレンスの演技が特にすごい。うますぎる。
yohey

yoheyの感想・評価

3.5
なんか…いき過ぎると恐怖に変わる。
神の領域のような…なんて言ったらいいんだろう。
地獄のような胸糞、かつ難解な宗教的テーマを扱った作品で日本公開中止も納得の過激さ。とにかく居心地の悪い展開が続き、突然のカオスから雪崩れ込む怒涛のラスト。もうヤバすぎる…。
リ

リの感想・評価

3.6
日本公開中止になったダーレンアロノフスキー監督作。
正直日本で公開中止になった意味が分からない!ふつうに面白かった!全然面白いんですけど!たいしてグロくもないし!
この監督に耐性が出来てるのかもしれないってのもあるし、アロノフスキー監督の映画ふつうに好きなんだろうな〜と実感。
ブラックスワンの次にこれが好きかも。

それほど向こうの宗教観理解できないからこそ単純に映画として面白いなと思いました。難解だと思って見たけど意外と単純、観やすかった。胸糞悪いんだと意気込んでみたけど、それもそうでもなかった。
でも家主がそこ乗るなって言ってるのに台所の流しのとこ何回も座ろうとする若者2人にはめちゃめちゃイライラした!w(そこ

そしてジェニファーローレンスがめちゃめちゃ美しい。
もう途中からここは家じゃないんだ!って思えるようになってあんまり胸糞悪くならなかったし、ラストの怒涛の展開は目が離せなかった。家こそが大地、地球(人類)のメタファーになってるのが露わになってくかんじのスッキリ感

向こうで賛否両論生むのは仕方ない。
けど、今作をフラットに見ることが出来た日本人の私からしたら、キリスト教の教義へのアンチテーゼみたいなものは特に感じなかった。
むしろ人間の業とか、本能的に生きる人間の愚かさ罪深さみたいなものの方が今作では訴えられてる気がした。
創造主の夫はさておき、母なる大地として描かれる妻(=家)の存在が主観だったし、そういう視点だけで見たらかなり分かりやすくて高度な作品だなって思った。私は好き!
カオスの中で子どもをなんとか生むシーンからは、結局女性が子どもを産むための機械でしかない的な諷刺も感じられた。お産のシーンハンパない。ジェニファーローレンスめちゃくちゃ叫んでる。リアルすぎた。てか痛がる演技がめちゃくちゃ上手いと思う。何度か、生理痛ですか?みたいな感じでめまいがして薬飲むシーン、効果音も然りリアルすぎてもはや感動した
ふわ

ふわの感想・評価

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キリスト教、聖書の知識がほぼ無かったので、ただ気分の悪い映画に終わった。
他の方の解説やネタバレを読みつつ観ても、本当の意味での理解に至らなかった。

妻(母なる大地)にふりかかる理不尽に耐えられなかった。
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