💥マザーというお家であったお話💥
久しぶりに見直したけど、やっぱりえげつないね、この映画。
えげつない、気持ち悪い、イライラする、胸糞……..まあそうだよね。それがアロノフスキー監督には最大の賛辞だと思うし。
けど、魅了される、っていうか好きなんだよねーこの作品。
まるでアルマゲドン(ブルース・ウィルスじゃないよ笑)のような世界観で。
実際、ストーリーの展開は簡単なんだよ。
死ぬほどメタファーやらトリッキーな描写を使ってくるけど、旧約聖書の創世記からキリストの誕生をなぞってるだけなんで。
けど、その表現の仕方が残酷な訳だ!
創造主である神ハビエル・バルデルが、自分の理想の楽園を創りあげるため、母なる大地(家)であるジェニファー・ローレンスを愛し、そして破壊する。
そして、ハビエルはまた新しい楽園を創ろうとするが、それは繰り返し行われていることをオープニングからエンディングまで描いている(そして、その象徴がクリスタル)。
そして、この作品って、ジェニファー・ローレンスからの目線でストーリーが進んでく。
ブラック・スワンでもナタリー・ポートマン目線だったけど、これによって心理的な動揺や恐怖や怒りといったものがよりリアルに感じられた気がする。だから撮影アッパレ🎥
でも、そんなこと言いながら、土足でズケズケ自分のテリトリーに入ってくる奴は絶対許せない‼️
っていうのが一番のキモなんだけどね(笑)
………..この手の作品で社会風刺といったものを持ち出されると一気に冷める💦