「厭な映画」
他人の家にズカズカと上がり、家主の気持ちも考えずに傍若無人に振る舞う。
これほど厭なことはない。
特に中盤くらいまでは、主人公にとてつもなく感情移入してしまって、不快度MAXだった。
正直、この作品が伝えたいことは、私のような凡庸な人間が初見ではほとんどわからない。
ただ、不快を極めながら、これは一体なんなのか?と考えをずっと巡らさせてくれる、集中力を持続できる作品ではあった。
後半は、宗教(特にキリスト教?)も一歩間違えればその誕生すら、不快極まるものではなかったのではないか?と感じた。
そして、神は「また失敗した」と作り直す 星3.0