序盤はなんでこんな普通のことしか起きていないのにホラー演出なんだろうと思いながら見ていた。いちいち振り向いたらいつの間にそこにいた!というシーンが多いので。
エドハリス登場から段々と悪夢的展開のエスカレーションが進んでいく。
外国で産みの苦しみに近い言葉があるのか分からないけど、作家の産みのの苦しみと母親が子を産む苦しみを重ねて表現しているのかと思いながら見ていた。
が、あまりにもハビエルバルデムが無法者たちを赦せ赦せ言うので、これはキリスト教的な話なんだとわかった。
実際終盤にかけて宗教的表現になっていく。
まあそんな細かいこと考えてなくても自分の家と自分の子供をやべえ奴らに無茶苦茶にされるジェットコースター的展開を見ているだけでも面白い映画だった。