青眼の白龍

ミートマーケット3 地獄からの脱出の青眼の白龍のレビュー・感想・評価

1.7
C級映画シリーズ、ミートマーケット三部作の完結編。前作のキャストは登場せず、一作目の裏でゾンビ災害から避難していたある女性の運命を描くスピンオフとなっている。序盤は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のように一軒屋での攻防が描かれるが、徐々に現実と妄想が入り混じってサイコスリラーの様相を呈してきたのは意外だった。オチに関しては賛否両論あるが、三部作の中で最も正統派のゾンビ映画と言えるだろう。画質やカメラワークが大幅に向上したものの、シリーズの持ち味だったデ・ロッシ風の特殊メイクやグロ描写が少ないのは残念。