失われた時間 〜被偷走的那五年〜のはるきのネタバレレビュー・内容・結末

主人公のマンは夫のユーと新婚旅行の最中にバイク事故を起こしてしまう。病院で目を覚ますと2人はすでに離婚していた。マンは別の事故で1ヶ月間昏睡状態で目を覚ますと5年間の記憶を失い最後の記憶が新婚旅行で止まっていた。退院後、マンはユーを訪ねる。ユーには新しい恋人のリリーがいた。しかしユーはマンが記憶を取り戻すのを手伝うために自宅に泊めることにする。ユーは結婚記念日のたびに訪れていた友人のダニーの店にマンを連れて行った。記憶を無くしたマンは以前嫌いだったものに寛大になっていた。翌日マンは親友のシャオアンとの動画を見つけ彼女に会う。そこでマンがユーとシャオアンの関係を疑ったことがきっかけで不仲だったことを知る。またマンとユーが仕事が原因ですれ違っていたこと,マンは仕事第一のモンスターになっていて精神科に通院していた事なども知る。ユーの助けを得ながら職場復帰したマンはある日リリーと過ごすユーを愚然見つける。マンは孤独感に襲われ泣きながら街を歩く。家に帰らないマンを心配したユーはマンに電話をするとマンは元の関係に戻りたいと懇願する。しかしユーには離婚前の記憶があり、特に苦い思い出はマンが記憶を失くすきっかけとなった離婚調停直後の交通事故だった。マンは記憶を取り戻す手がかりを得るために精神科を訪れる。しかしユーの浮気を疑いながらも担当の精神科医と不倫関係にあったことを知り罪悪感に襲われる。ユーと距離を置こうとするマンだったがユーはマンとやり直す決意をする。離婚前の関係に戻り順調に見えたがある日マンがアルツハイマー病を患っていることが発覚する。ユーは献身的にマンを支えるが病状の進行は早かった。ユーはダニーにアルツハイマーを治す手術を紹介される。しかし成功率は20％。ユーは手術を選ばずに周りの人々の力を借りてマンにサプライズプロポーズをする。マンの返事はYESで世界一幸せな女性だと実感する。ある日マンの姉からユーに連絡があり、マンがユーに隠れて手術を受けたことを知る。手術は失敗しマンは首から下が麻痺してしまう。時が経つにつれ植物状態化していくマンは延命措置を拒んだ。ユーは愛する人が再びいなくなることの恐怖とマンを尊重したい思いで葛藤しふたつの決断をする。それは今後マン以外の女性を愛さないこと。そしてマンをこれ以上苦しめないことを誓いユーはマンを楽にさせる。