わんこ我々はら組

魔法使いの嫁 星待つひと 後篇のわんこ我々はら組のレビュー・感想・評価

3.8
第1期では、傷つきあうものたちのセラピーとして、チセとエリアスの互いのいやしとして構成されていたが、今回のOVAは「人はどう喪失と向き合うのか」というテーマで再構築がされていると思う。

印象的なのは終盤、ある人にチセが届け物をするシーンで、時は少しずつ人を癒すかもしれない。癒さないかもしれないが人を前に進ませることはできると、前に生きることで何かが変わるかもしれないと訴えている。