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Ryuichi Sakamoto: CODAの50のレビュー・感想・評価

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)
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追悼上映。
開始早々、被災地での戦場のメリークリスマスで涙が。
印象的だったのは、津波にあったピアノが調律が合ってないのだけれど、これは自然が調律したピアノ。むしろ、みんなが知ってるピアノの方が人工的に作られたもので、自然に戻ろうとしているピアノを無理に調律している。
というような主旨の話で、坂本龍一さんには津波に会ったピアノの調律がとても良く感じる。
という場面。
今読んでいる、坂本龍一さんと福岡伸一さんの対談本『音楽と生命』の中でも、言葉・論理と自然の話をされていて通じるものを感じた。
良い音を見つけた時の無邪気な笑顔が良かった。音を楽しんでいる姿が素敵だった。
前に配信でも見ていたが、やっぱり違う。
映画館で観てよかった。
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