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Ryuichi Sakamoto: CODAのnuのレビュー・感想・評価

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)
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陸前高田市の元避難所で「戦場のメリークリスマス」を弾き始めたとき、なぜか泣きそうになった。坂本龍一の音楽制作をちらっと見られること自体が貴重で、特に自然の音を録ってその結果物を聴いているときに笑顔になったりスタンクフェイスをしたりするのを見るとこっちまで嬉しくなった。彼が最も原始的で純粋な音を探求していったのは、テクノロジーの綻びへの関心や、自然でないものへの一種の嫌悪感を反映しているのかもしれない。様々な考えに触れたことを機にもっと彼の遺したものをいろいろ聴きたいと思った。
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