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アトミック・ブロンドのGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.5
「登場人物の名前を覚えよう」

個人的には、本作の登場人物たちの名前がなかなか固定できなくて、それがストーリーをつかむことの障害となったので、しっかりと覚えるもしくは前情報で役名だけを見ておくといいかも。

とはいえ、正直ストーリーはいたってシンプル。これは本作の監督の作品ジョン・ウィックと同じかも。
仲間が殺されてやばいリストが流出したので取り返してこい!&流出に関与した2重スパイを見つけ出して抹消してこい!という任務を受けた超素敵なイギリスの女スパイがいざベルリンへ。よくあるパターン。
ということで、ジョン・ウィックと同じくストーリーは二の次。
あっちはキアヌを楽しむ映画だったけど、こっちはシャーリーズ・セロンを楽しむ映画。

観終わるまでジョン・ウィックの監督(クレジットされてないけど)と知らず、なんか雰囲気がジョン・ウィックぽいなーっと思いながら鑑賞。途中、ジョンと対峙したらどうなるのかな?ジョンの方が的確に頭打ち抜いてるよな、とか考えたw
個人的にはジョン・ウィック1作目のアクションや殺しの方が好みだった。

見所は思ったより銃を使うシーンが少なく、シャーリーズ・セロンの殴る蹴るの肉弾戦が楽しめるところ。敵味方がいろんなもので殴りあうのは見もの。
古今東西、固定電話ってやっぱり殴る時に使われるのねw 殴った時にベルの音がするのが個人的に好き。
それと、めちゃくちゃ強いのにどのシーンでもどこか妖艶で美しいセロンは適役だったと思う。セクシーだけどカジュアルなセロンのファッションも個人的には良かった。

シンプルなストーリながら、終盤からラストにかけての二重、三重の秘密の暴露は悪くなかった。星3.5
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