爆音上映にて鑑賞。
アクションに説得力があるというか、大柄な男を女性がやっつけるとしたらこうなるわな、という感じにリアリティを感じた。無双しまくるわけではなくて、やられる時はしっかりやられててそれが痛そうなのもよかった。
あとサウンドトラックがとても良く、物語の時代に即した80年代のヒット曲が続々と聴けるのも嬉しかった。
ドイツのシーンでネーナの「ロックバルーンは99」がかかったり、仕事を終えてイギリスに帰るところでは「London calling」が流れたりとBGMにネタが仕込んであるのも良かった。
特にラスト付近でベルリンの壁崩壊を告げるニュースに続いて「サンプリングは盗作か芸術か」っていう当時散々話題になった件のニュースをチラリと流してからのラスト、クイーン/デビッド・ボウイの「Under pressure」の前奏が流れ始めるトコは鳥肌が立つような思いだった…