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アトミック・ブロンドのMNのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.6
東西冷戦の象徴ベルリンの壁が崩壊へ向かう転換期。イギリスのMI6、アメリカのCIA、ソ連のKGBが展開する「リスト」争奪戦のため、ローレンは異国の地へ送り込まれ容赦のない殺し屋たちと死闘を繰り広げる...。

あらすじだけ読んでみると、よくあるスパイ映画かな〜。程度にしか思えませんが、いざ蓋を開けてみるとゴリゴリ硬派なガチスパイ映画でした。アクションを盛りに盛った作品だと思っていましたが想像以上に暗く、湿っぽい雰囲気を感じる映画です。期待していたアクションシーンは良かったです。演技じゃなくてホントに殺してそう感が凄い。そして肝心のストーリー。二重スパイとかやめてくれよ!訳わかんなくなっちゃうよ!!しかもまだスパイが...!と、「騙して騙される」な感じ。なんとなーく「あ、そーゆーことね〜...?」と、理解出来ると思いますが、普段スパイ映画をあまり見ない人からすると「MI6?KGB?結局誰がどこに所属していて誰が何で何なの?」となってしまうかも知れません。そんな時は素直に映画の解説サイトでも観ればいいんです。この映画を例えるなら...オシャレなMGSですかね。
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