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ミッドナイト・バスのOkadaJAPANのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)
3.9
東京国際映画祭にて。

何度となく通った新潟までの関越道。
夜な夜なハンドルを握っていた時間、景色がオーバーラップしてきたし、
新潟市内の景色にも親近感が沸いた。


時を経たことが吉と出たストーリー。
原田泰造の演技良かった。

踏み込んで壊れるのが怖いのは、結論の先送りだよな。なかなか出来ないんだけど。
利一も、志穂も、もどかしい。
人の恋愛なんて、そんなものか。


どうしても上手くやっていけない相手がいる、それは同意できるから嫁姑は深刻だ。
なるべく相手の顔を見ていきたい。
気持ちを考えていきたい。


ラスト、心のどこかで利一を待っていた志穂、やはり忘れられないか。
美雪を拒むことで、ようやく志穂への気持ちを再確認する。美雪の存在が後押しになって良かった。

ただ、志穂のスパっとした身の切り替えは凄いなぁ。


「白鳥は群れでなく家族で海を渡っていく。人間には、なんで出来ないんだろうな」
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