ミッドナイト・バスの作品情報・感想・評価

「ミッドナイト・バス」に投稿された感想・評価

滋味深い人生ドラマ。
家族の物語なんだけど、単純じゃあない。
それぞれに問題を抱えて、必死に生きている。
順調なヤツなんて誰もいないが、最後にはそれぞれにケジメをつけて、前に踏み出したのだが…

シホとリイチは最後どうなったのか!?
わかりやすく終わらないところも滋味深い。

山本未来や小西真奈美といった、20年前くらいまでよくテレビや映画に出ていた女優の変わらぬ演技も良かった。
良い意味で、20歳代の頃と変わらない雰囲気であった。
あ〜滋味深い、滋味深い…
なんだこれ、現実はこんなに甘くないぞ!

私も長距離バスの運転手になろうかな。
大人の恋。
大人の家庭。
大人の価値観。

東京から新潟に向かう夜行バスを舞台に広がる家族の再生の物語。
2時間40分と長い作品だが、新潟の素敵な風景に巻き込まれてしっかり観れてしまう。

その選択はどうなの?って思う時もあるけど、恋は家族愛には勝てないものなのか…。
その選択に正解も間違いもない気がする。

落ち着いた原田泰造の演技もいいが、葵わかなのコスプレマニアの役が笑いを誘ってちょうどいい。
いの

いのの感想・評価

3.0


原作が好きだったから観た映画「ジャンプ」(原作、佐藤正午)がとても良かったという印象が残っていたので、その時のタッグ再び(竹下監督、原田泰造主演)での今作品、観るのを楽しみにしていました。


157分。休日の午後のかなりの時間を費やしたこと、後悔なんかしてないぞ!


家族の再生の物語
白鳥は、家族単位で空を飛び、行動し、家族単位で越境するのだそうです。「白鳥にだって出来るのに どうして人はうまくやれないんだろうね」と長塚京三さんが仰ります。でも、いまだに反抗心旺盛のアタシは、心の中で毒づきました。「白鳥だから出来るのであって、人間だからできねえんだよ!」


(元)不良少女には、繊細な描写や、静かな表現を、心にゆっくりと染み渡らせることが難しかったです。優等生になったら再挑戦したいと思います。きっといつか、優等生になるはずです。新潟の風景はとても良かったし、空を飛ぶ白鳥もステキだったし、泰造さんは優しかったし、小西真奈美さんは可愛かったです。はい。
けぞ

けぞの感想・評価

4.0

凄い良い映画を見たなと
感じました。

家族の形は様々あれど
みんなが異なる方を見ていてしまうと
難しい。

原田泰造の男であり親である表情や
雰囲気のだしかたが好きでした。
赤足

赤足の感想・評価

4.0
バツイチの利一は新潟⇔東京間の深夜バスの運転手。東京にいる彼女との将来を考えてた矢先、バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。

不意にこういった作品と出会えるから映画は人との出会いと似て面白い。

全体的に俳優陣の演技がとにかく素晴らしく、特に原田泰造の役者としてのポテンシャルの高さとその魅力が存分に発揮されていた。新潟では「親」東京では「男」と違った顔を持ち、恋人と元妻と家族の間で苦悩する姿から、男として親としての不器用な顔などは人情味が溢れ出て、誰に対しても無用な優しさが目立つ反面、過去の傷を未だ引きずりながら

16年ぶりに再開した元妻美雪の憤る様な冷めた態度や行動を寛容に受け入れ、息子や娘に対する親として今まで向き合ってこなかった現実問題も確りと、痛みや苦しみを伴うも前向きに生きていこうとする姿勢や心情はごくごく自然体で下手に説教臭くないところも素晴らしく、少しづつだが壊れてしまた絆や失った時間を取り戻すように再生していく様は感動的で、冒頭から色々な部分に伏線となるピースが散りばめられてたり、祖父を演じた長塚京三がさりげなく口にする台詞がとてもよく

「男親は扇の要だ、バラバラになりそうな家族を支えているんだ。」
「白鳥は家族で飛ぶ、白鳥にだって出来るのに人はどうしてうまくやれないんだろ」

利一が恋人に別れを告げるシーンでは、正直酷い奴だという、印象が映りがちであったが、その後の展開で利一の本当の心情が読み取れた時にはなるほどっ!思わせる場面があり、もっと上手い方法もあったにもかかわらず、不器用ながらにもそのある選択をした利一の後ろ姿には1人の親として、男としての優しさ強さを学んだ。

最後にそれぞれが、本当の想いや気持ちと向き合い新しい道へと踏み出してゆくシーンはタイトルの"ミッドナイトバス"がある意味、伏線になっているかのような気もし、一筋の光が見え主人公の利一が長い長いトンネルを抜け出し、朝陽が射すような情景が自然と浮かんでくるかのような優しく丁寧な心のありようが、ちゃんと伝わってきて思わずホロリときてしまった。

新潟の白鳥の郷や雪景色などの何気ないシーンは、その時の心情に重なるような細かい描写もとてもよくできて登場人物の表情一つ一つが本当にリアルであり、恰も普段から実際にその場で暮らしているかのように描かれた姿は、自分を含めて現代社会で生きる人々の心模様を模しているかのような印象的が残った作品であった。
doragon

doragonの感想・評価

4.0
ぼくは原作の小説も好きなのですが、映画はもっと好きになりました
原作ではジャッジしない行間が重くなりそうな物語を優しく受け取りやすくしているように感じましたが、映画では行間が観ている人に回答を求めてるように感じました
優しさとは何なのか、愛情とはなんなのか、想いを表現する難しさ、そんなことを考えながら観ていました
takemako

takemakoの感想・評価

3.3
泰造見たくて見た。優しい泰造好きだけど、怒り方は嫌だな〜
見終わって5時間くらい経ったけど、一番記憶に残ってるのはトンネル通るシーン。
kura

kuraの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「家族の再出発」

東京-新潟間を行き交う深夜バスの運転手
バツイチの高宮利一(原田泰造)
(原田さんはこの映画の為に大型免許を取得したそうです)

東京では男、新潟では父親

優しさの空回り
肝心なことを話してこなかった付けが回る

誰に感情移入するか、観る人によって捉え方も変わりそう

157分と長尺ですが無駄なシーンは無かったように思います
(長さは感じたけど、しんどさは無かった)

冬の映画

“白鳥は家族で飛ぶんだ。白鳥にだって出来るのに、どうして人は上手くやれないんだろうね”

挿入歌「The Rose」Bette Midler
ひろ

ひろの感想・評価

3.9
新潟の美しさに飲み込まれる。親であっても男と女、憎まれ口叩いても子供は家族を大事にしたい。それぞれ違う方向を向いていた家族が一つになり心新たに旅立つ話。口論とかイヤミがすごくリアルで見応えあるドラマだった。
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