ポルポト政権の映画やっと観れた
少女目線で描かれる映画だからか
大虐殺など惨い場面は少ない
平等な社会を目指すためにカンボジア人口の1/3-1/4もの人々を殺したポルポト。
映画でも平等にするために服を木の実で染めて同じ色にする場面があった。
理想の国家、原始社会に戻すために知識を持っていた学者、記者、役人、先生などが優先的に殺された。
映画の「父」もそれだった。
生きるために命令に従う。
自分が仕掛けた地雷が自分たちを傷つける武器になった。
こんな出来事が50年前そこらの話。
ポルポトは、自分がトップに立っても贅沢な生活を嫌い、質素な生活を好んだ。
彼が目指した「平等」「原始社会」は決して口だけではなく本気で目指していたことが伺える。
恐ろしい。
人口の1/3-1/4が殺されたこの時代。
現地でも語り継ぐ生き残りの人が少ないからこそ、もっと知らないといけないと思う。