中重優

96時間の中重優のレビュー・感想・評価

96時間(2008年製作の映画)
3.7
リーアム・ニーソンが
ただ、ただ渋くて格好いい!
娘の為に、自分の全ての人脈、
経験、知識を使って奔走する
父親の姿って格好いいと思った。

この映画を観て、子供の居ない自分でさえ
胸が苦しくなる場面は、多々あった。
実際、日本人は海外の危険に
疎い部分がまだまだあって、
日本の治安が良過ぎることを
わかっていない人が多い。
この映画をきっかけにでもいいので、
海外の事情を調べてみる事をオススメする。

世の中の裏事情みたいな物を
知れば知るほど、
自分の大切な人に対して
過保護になるのはわかるので、
普段から縛り過ぎは、確かに良くないが
海外とか遠く離れるときは、
過保護ぐらいがいいと、
僕自身も思っているので、共感した。

アクションシーンも多いし、
娘の行方を探し出す過程でも
工作員の知恵が使われていて
面白いので、中弛みせずに観ることができた。

娘が拐われる前の電話のシーンは、
別々の部屋で同時に撮ったらしいので、
緊迫感が結構、伝わってくる。

映画から滲み出て、
訴えかけてくるものがあると感じたので、
ぜひ観てほしい。
中重優

中重優