「ジャッキーにダンス踊らせよう!」
こんな感じのお偉いさんの一言で本作の製作が決まった...と信じたい。娯楽バカ映画としては中々楽しめる出来だった。端的に言えばジャッキー版「インディ・ジョーンズ」。
良く言えばジェットコースター的展開、悪く言えば強引かつ雑。まあ広告の時点で本作はバカ映画だと理解できるので、一応その点は受け入れられる。しかしヨガ要素1割・カンフー要素9割だったという所謂「インド詐欺」は残念。原題からしてタイトル詐欺?
どれだけ無茶なストーリーだろうと、敵も味方もスタッフも全員笑顔のダンスシーンで感じた多幸感(あるいは狂気)で全て許せてしまった。ズルい。