カニバル

ビジランテのカニバルのレビュー・感想・評価

ビジランテ(2017年製作の映画)
4.2
入江悠のオリジナル脚本ということだけでもかなりの価値がある作品。
田舎の閉塞感、父親からの呪縛などにがんじがらめになった三兄弟の話。
ノワール色が強く、暴力、権力、金、セックスが渦巻く田舎の社会の描き方が上手い。三郎の苦悩、二郎の葛藤、一郎の守りたかったものが丁寧に描かれており、それを演じるキャストの演技も圧巻。
特に二郎は「あー、いる!この人」感がすごい。
篠田麻里子もすごく良くてびっくりしたけど、濡れ場はイマイチ。
もっと欲しかったかも。
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