KAZUYA

ワイルド・スピード/ジェットブレイクのKAZUYAのレビュー・感想・評価

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2時間半に脳筋アクションと笑いと感動とサプライズがぎっしり詰まった映画です。
シリーズ全作鑑賞して、キャラクターに愛着が湧きまくっているファンにとっては、「このキャラ久しぶり!」「こいつも出るのか!」とテンション上がりまくりです。特に中盤は同窓会レベルに過去作のキャラクターが次から次へと出てきます。

トレットの父親のエピソードが掘り下げられる他、ラストのドミニクの言動がブライアンの精神を引き継いでいる点など、初期作をかなり意識した作りになっており、さらに胸が熱くなります。

ストーリーとしては、次作へのつなぎのようなものですが、キャラクターを掘り下げる映画としてはかなり中身の濃い作品だったと思います。今まで会話シーンすら無かったレティとミアの関係やハンの復活、そしてジェイコブの登場など、これからのストーリー展開には欠かせないのではと思います。

過去作の面々と激アツ新キャラのジェイコブが素晴らしいので、ロック様のシリーズ離脱は残念ですが、この後制作されるラスト2本も今から楽しみです。
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