ついに行くところまで行ってしまった本作。
前作の脚本もだいぶ凄かったけれど、本作ではそれに更に拍車がかかり、もはやどうでもよくなってきてしまう。
つくづく7作目で終わってればなと思う。
冒頭のアクションシーンも長く、話が全く前に進まなくて派手なことが起きているのに退屈に感じてしまうし、本作は全編通していまいち盛り上がれないし、次作への橋渡し感が強くてスッキリもしなかったです。
本作ではドムの弟が敵という設定だけど、弟と言う時点でこの後仲間になるのは確実だし、前作からの敵のサイファーは裏で操るだけで全然本編に参戦しないので、敵の印象がものすごく薄っぺらい。
そして弟という存在を初めて出すので回想シーンがとにかく多いし暗いし、急に挿入されるので混乱する。
ハンが実は生きていた理由が無理ありすぎ問題など、ノーバディ結局どうなったのとか、言い出すときりがない。
そして、ラストの空いている席の嫌な予感…
コンピューターの力を使って！みたいな事だけはホントにやめてほしい。
でもそれをやっちゃうのがこのシリーズ。
あと2作もあるのか…。
こっから先はどこへ進んでいくのだろうか…。
