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濡れた二人のbnのネタバレレビュー・内容・結末

濡れた二人(1968年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

若尾文子演じる万里子がめちゃくちゃ感覚的だし、北大路欣也は分かりやすく獣みたいな人。
今作は特に言葉がなくて行動で表現するところが多くて最高。
若尾文子の衣装も、場面に合わせて暗い色の服からパッとオレンジに近い赤に変わる。
どうするつもりなんだと責め立てられて「分かんないの」って答えるのがめちゃくちゃ分かる。
「人それぞれの生き方があって良いんじゃないかしら」って所が肝なんじゃないかと思う。
ラストは凪いだ海のような安らぎを感じた。
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