微笑ましくて、甘酸っぱくてニヤニヤ。辛く切ない側面もあるけど、希望に溢れた素敵な映画だった。
子供達が本当に可愛くて、美しい。
ストーリーも押し付けがましさがなく、洒落ていて、素直に楽しめる。
ヴィクトールの父親やメガネの親友等、主役以外の人物も、キャラクターがしっかりしていて良かった。
ヴィクトールとマリーの二人が、とても逞ましい。それは、純粋さゆえの強さなんだろうな…。
悲しみと喜びが一つになり、一気に押し寄せるラスト。このシーンには思わず涙が溢れる。
思ったんだけど、こんな風に二つの感情が同居するエンディングってそんなにないんじゃないかな?
このラストは私にとって、とても印象に残るものとなった。