壺

ファースト・マンの壺のレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
2.9
振動を表現するのに画面を激しく揺らすとか、キリモミ状態の表現が画面の回転とか、学生の自主制作でもやらんような稚拙さ。さらには、明確な目的もなく多用される手ブレ、延々と繰り返される顔面のアップ。ドキュメンタリーをやりたいのかエンターテイメントをやりたいのか、どっちつかずな内容。
ニールの妻がヒステリックにしゃしゃりでてくる場面もストーリーに深みを与えるわけでもなく不快な印象を残すだけで監督が何をしたいのかが終始わからない。
月のシーンをIMAXでっていう売り文句だけど、そもそも月に行って撮ったんでもないわけでそこで感動できる人はいないのではないかと思う。
2時間半、名優のシミそばかすと産毛を堪能したい人にはおすすめの作品です。
横の席のおばちゃんも途中から爆睡してた。
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