たしか最初に観たのは去年の冬。
YeYeが好きでずっと気になっていた。
話自体はYeYeの主題歌に凝縮されてはいたけれど、生活感みたいなものが素敵に映っていて、なんとなく良い映画だと思った。
それから何回かこの映画を観たけれど、細かな仕掛けというか隠し味みたいなものが、そこまで難解ではなく、でもあからさますぎるわけでもないような形で随所に埋め込まれているのが発見できて、毎回新鮮な気持ちで観ることができている。
やや制作者の顔が透けて見えたり、登場人物の心情などが気持ち悪いと感じたりする人もいるかもしれないけれど、僕は好きだと感じた。