恋とさよならとハワイの作品情報・感想・評価

恋とさよならとハワイ2017年製作の映画)

上映日:2017年04月15日

製作国:

上映時間:94分

3.7

あらすじ

「恋とさよならとハワイ」に投稿された感想・評価

田村さんが出てたから。

薄い、けど切ない!!!!
別れる前のケンカシーンとか、蓮田さんがイサムを好きになったきっかけみたいなのも観たかった

最後の頭ごっつんシーンやばいなあ
切ないなぁ
ちょっと泣きそうになった
別れとは…
どっちも結局煮え切らない感じだけど
イサムのはっきりしない感じがもう…めっちゃこういう人いそう
友達の妹の彼氏、笑笑
友達の妹の吐く時の嗚咽がリアルで◎


リンコとイサムのビジュアルが良い。
こういう薄い顔がすきだ
もっと出なさい
stoooo

stooooの感想・評価

3.5
割と全体的に暗いというか、複雑な気持ちになるお話でしたが、会話の面白さと音楽の軽さで心地よく観れたなぁという
紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2019.8.9 MUBI

川や橋の配置、意地の悪いフラダンス、ホン・サンス的な距離感のショット/外側からの切り返しも良好だが、どこまで意図的なのかがイマイチ掴みきれない高低差の提示が個人的には白眉。ロールキャベツに端を発して田村健太郎が放つ一言には思わず泣きそうになる。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.5
【2010年代日本の恋愛は競歩みたいなもんなのさ】
現在、ブンブンは《死ぬまでに観たい2010年代映画100》をnoteの方で定期配信している。2010年代という社会を映画という観点からアーカイブしようという試みだ。これがもし、日本という縛りを入れていたのであれば本作は間違いなくランクインするであろう。2010年代日本に漂う恋愛観というものを見事に象徴した1本である。本作は別れているにも関わらず同棲し、寧ろカップルでいる時以上に仲が良い歪な関係を続けてしまう男女の物語だ。『愛がなんだ』もそうだが、日本人の2010年代の恋愛観は割と「友達以上恋人未満」の居心地の良さを大事にする風潮が強いと言える。これは、日本社会が凋落し、男ですら年収600万円野原ひろしの世界が夢のまた夢になり劣等感を抱いているのかもしれない。あるいは、未来は不安定で、カップルになる結婚するといった長期的な結びつきに対して億劫になっているのかもしれない。『アルフィー』では、恋愛って面倒臭いよね。だから友達以上、恋人未満がサイコーだぜとニヒルに語られていたが、日本に渦巻くそのふわふわした関係はそういった斜めに構えたものがありません。未来を描けないから、現状維持を目指す。告白するなんてことをしたら関係が崩れてしまうし、この映画の例でみると、完全に別れたら未来を切り開かないといけない。そんな不安定さに身を投じる不安が、本能的にこの中途半端さに居心地を求めるのだ。

さて話を戻そう。この新鋭監督まつむらしんごはそんな歪な恋愛というものを《競歩》というものから見出した。その着眼点に鋭さを感じる。冒頭、目覚まし時計がリンリンと鳴り響く。イサムとリンコはムニャムニャと起き、ジョギングをするのだが、これが違和感を覚える。走っているというよりかは歩いている。かといって歩いているかと訊かれたら「走っている」と答えたくなる。そう競歩の動きをしているのだ。それを巧みにムーブとフィックスのカメラワークで、違和感を増幅させていくのだ。この映画の終盤、再び競歩の場面を挟み、その上で自転車で駆け抜ける描写を入れていることから、これは中途半端な恋からの脱出を描いている作品だということができる。描いてしまえば陳腐ではあるが、走る描写に対しての視点とそれを魅せる技巧の面で他の監督にはない面白さがある。

リンコは、別れているのに恋人と同棲している関係を友人に話すとドン引きされる。彼女は友人の結婚式でハワイに行き、余興でフラダンスを踊るため定期的に練習しているのだが、そんなのしている場合なんじゃないの?と問われる。彼女の周りに漂う《コイバナ》の空気に揉まれ、だんだんこんなんで良いのかなと悩み始めるのだ。そして居場所を失った彼女は重いトランクを引きづり夜の街を彷徨った果てに、酔いつぶれた友人と会話し気づくのだ。

「イサム君は私にとってCDデッキのようなもん」だと。

リンコは自分がCDで彼の人生を盛り上げるために必要とされている。それが存在意義なんだと無理に自己肯定しようとし、そしてそんな自分と向き合うことで興ざめしていく。『愛がなんだ』にも通ずる繊細な恋のうつろいがそこにはありました。

ブンブンは長年、『アルフィー』さながら友達以上恋人未満の恋愛の甘い果実に身を投じてきた人生から一歩踏み出してしっかりと恋人を愛する人生の急流に飛び込んだ身。それだけにこの作品は心に残る作品でした。まつむらしんご監督は今後期待の監督です。

死ぬまでに観たい2010年代映画100 1章: 2010年↓
https://note.mu/chebunbun/n/n3e91b343904f
カメラが凄く良いなぁと思って、演出も移動とか場所をキーワードに見事に積み上げていく感じが丁寧。
かなり役者も魅力的なんだけど、いかんせんテーマが・・・
次作が見たい〜
アキオ

アキオの感想・評価

3.2
ステキなお別れをするために人と付き合おう。別れは突然のガチャガチャというオリジナルのフィルターを外せばよい。
ジェイ

ジェイの感想・評価

4.4
曖昧性を保った心地よさの中で、フラダンスやジョギングの身体性に助けられて「限りなく『好き』に近い『かも』」が表出してゆく過程がなんとも言えない。言わせたい台詞がやや浮いている印象を受けるが、結論付けず共に過ごす危うさがそれによって際立っていて良かった。
映画好き系女子に紹介できる系恋愛映画。フレームインアウトフラダンスのためのハワイ。呪縛を受ける家という空間と、それから解放される外というシンプルな対比が、屋外のロングショットの清々しさを補強する。
Ayana

Ayanaの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

"人生は決断で作られた道である"

今年観た映画の中でも
上位作品。
もっと上映されても良いはず。

長く一緒にいたカップルの終りを
ゆっくりと描く物語。
お別れの話なんだけど温かくなる。

思ったより、めちゃくちゃ泣いた。
たむけんさんをはじめ
キャストの皆さんの自然体だから
感情移入しやすくて、泣ける。

ロールキャベツのシーンとか
ダンボール詰めのシーンとか
好きなところがありすぎた。
Noir

Noirの感想・評価

4.7
何気無い恋の一コマであるように見えて決断を迫られる転換点にどしんと腰を下ろすように停滞しそのスリリングさを丁寧にぶつけてくる映画だと思った、端的に言って傑作、シンプルに面白いし。リンコの顔が良い、あるいはリンコの顔の撮り方がぶち決まってる。
気持ちが受け取られているかは定かでないが飛んでぶつかるような言葉たち
歩く、階段をのぼる、3人で踊るフラダンス、微妙な比喩たち、歩くという行為による語り、最後まで急がない描写、最高ぐらいしか言葉が出ない。

メッセージアプリが使われそうだがメールを使うことで相手の言葉から独立して一人称的視点が強調されている。それにしてもリンコはとても俳優に向いていると感じる。一つ微妙なのは一つの転換点を匂わせる発表後に話しかけてくる男の喋り方の不自然さ。最初はアフレコで始めたけど同時録音に変えたのかな。トレイラーで面白そうだと思ったけどやっぱり面白かったのでした。
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