ふた

五人の斥候兵のふたのレビュー・感想・評価

五人の斥候兵(1938年製作の映画)
3.8
2016年現在となっては、当たり前となっている戦争の悲壮感を、80年前のこの作品は見事に表現している。
BGMがない中、歌いだされる君が代には否が応でも精神が奮い立たされてしまう(ノンポリ並感)

すごいのは、中国軍の兵士の顔が一切わからんし、日本軍の人たちも中国軍のことをほとんど話さんこと。つまり、敵のことを何にも把握してなかったということですよね。
それを映画で抽象的に表現してしまったのは大事件ですよね。
ふた

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