北支戦線の部隊を描いた戦争映画だが、最前線における兵隊の日常生活の描写から始まる。
斥候を命じられた五人の斥候兵のうち一人がなかなか戻らず、上官や仲間は心配するが、北斗七星を頼りに最後の一人が夜中に…
仲良し日常パート→事件起こる・仲間との死別→仲間の生還で絆再確認という、ヒューマニズムに重点をおいた日本以外では見られない戦意高揚映画。国体の有り様からも、繋がりをすごく重視していたからこそ、反戦映…
>>続きを読む5人の斥候兵が走るシーン、カメラが彼らを追う様子を想像するとより圧巻。陸軍の人間関係としては、休憩中にタバコを回したりスイカを食べたり、穏やかに見えることが(実際にそのような日常があったに違いないが…
>>続きを読む兵士たちの闘いだけでなく日常も繊細に描いていたことが印象的だった。
また主人公を作らず、全体にスポットを当てていたところも良かった。
ストーリーは当たり前というか予定調和で面白みがない。スーッと終…
五人の斥候部隊の内一人が戻らず上司も兵卒の友人も心苦しむ。本隊へ戦死報告をした後に戻り、皆労い喜ぶ。生きててよかったと。泣いて噛み締めて喜ぶ。けれど次には本隊からの伝令で突撃に向かうことになる。一人…
>>続きを読む◼️国策映画とは何か。人はなぜ戦争映画を見るのか。
『関心領域』を観て喰らってしまって、迷いに迷って「国策映画ってなんなんだろう」というフェーズに入ってしまいました(何故)。
で、以下の2冊の書…
戦場における困苦と信頼が描かれており、日本人特有の美学が貫かれている。短い尺ながらも中盤の戦闘シーンは緊張感を孕んでおり、全体的によくまとまっていたと思う。ただ一人帰ってこなかった斥候兵、木口一等兵…
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