五人の斥候兵の作品情報・感想・評価・動画配信

『五人の斥候兵』に投稿された感想・評価

3.3

北支戦線の部隊を描いた戦争映画だが、最前線における兵隊の日常生活の描写から始まる。
斥候を命じられた五人の斥候兵のうち一人がなかなか戻らず、上官や仲間は心配するが、北斗七星を頼りに最後の一人が夜中に…

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3.6

仲良し日常パート→事件起こる・仲間との死別→仲間の生還で絆再確認という、ヒューマニズムに重点をおいた日本以外では見られない戦意高揚映画。国体の有り様からも、繋がりをすごく重視していたからこそ、反戦映…

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5人の斥候兵が走るシーン、カメラが彼らを追う様子を想像するとより圧巻。陸軍の人間関係としては、休憩中にタバコを回したりスイカを食べたり、穏やかに見えることが(実際にそのような日常があったに違いないが…

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2.0

兵士たちの闘いだけでなく日常も繊細に描いていたことが印象的だった。
また主人公を作らず、全体にスポットを当てていたところも良かった。

ストーリーは当たり前というか予定調和で面白みがない。スーッと終…

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みんなでスイカを食べるシーンだが、『残菊物語』でもスイカが重要なモチーフとして使われていたのを思い出した。
銃剣で刺され、茂みの中から水に流されてゆく敵兵の遺体や土砂降りの雨など、水の描写が秀逸。
IK
4.0

五人の斥候部隊の内一人が戻らず上司も兵卒の友人も心苦しむ。本隊へ戦死報告をした後に戻り、皆労い喜ぶ。生きててよかったと。泣いて噛み締めて喜ぶ。けれど次には本隊からの伝令で突撃に向かうことになる。一人…

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偵察に行った斥候兵が、無事に戻れるか。それだけの設定。斥候の五人は敵に囲まれている。無事な者が本部へ連絡しろ。雨、視界が悪い。本部へたどり着けるか。北支戦線の一部隊の武勲を描いた田坂作品。

◼️国策映画とは何か。人はなぜ戦争映画を見るのか。

『関心領域』を観て喰らってしまって、迷いに迷って「国策映画ってなんなんだろう」というフェーズに入ってしまいました(何故)。

で、以下の2冊の書…

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四方田犬彦のオールタイムベスト100に入っていたので鑑賞する。U-NEXTの評価は4.5なのがどうしてここでは3.2なのだろうか。

戦場における困苦と信頼が描かれており、日本人特有の美学が貫かれている。短い尺ながらも中盤の戦闘シーンは緊張感を孕んでおり、全体的によくまとまっていたと思う。ただ一人帰ってこなかった斥候兵、木口一等兵…

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