まぁ

五人の斥候兵のまぁのレビュー・感想・評価

五人の斥候兵(1938年製作の映画)
3.4
太平洋戦争前、「国策」として作られた「戦意高揚」作品…

「怖かった」

「戦争」は勿論だけれど
「戦争に行く事が名誉である」
「お国の為に命を捧げる事が名誉である」…と思わせてしまう…「洗脳」が…

「当たり前の事が当たり前ではなくなってしまう時代」
「普通の事が普通ではなくなってしまう時代」

…この作品を観て…「心から進んで」戦争に行った方も…いるのだろうな…と思うと…
とても複雑な気持ちになる…

女性は一人も出てこないけれど…
母親、妻…どう思ったのだろう…

「こういう時代だったのよ」…
で…当時は済んだかもしれないけれど…
それを「当たり前」で済ませては…
いけない…

70分間…観ていて「気持ち悪かった」
(…と…書いて良いですよね…)

(軍服を着た祖父の写真を…見た事があるけれど…
どんな気持ちだったのかな…
戦争の話は、本当にしたがらなかった…)
まぁ

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